第二農園の監視小屋
第二農園の西端の荒れ地に監視小屋を建てたのは、昨年の12月でした。そして、その後監視カメラ(IPカメラ、ネットワークカメラ)や風力発電キット、CPE、ポータブル電源、ソーラーパネルを購入していきました。
Wi-Fiが家から200mほど離れた田んぼに届くのか実証実験を何度か重ねることもありました。家から田んぼの間には農協の大きな倉庫があり、その屋根が電波を阻むことが予想されましたが、なんとかクリアーできました。
日本では販売していない屋外用の無線lan中継器であるCPEを中国から取り寄せました。いろいろ試して最後には、COMFASTのCF-E314N V2という製品を現在使用しています。このCPEは、14dbiという指向性の高いアンテナを備えています。
また、風力発電キットを中国から取り寄せる際に2回も出荷偽装にあったりして苦労しましたが、なんとか入手に成功し近所の人に設置の前に金属加工をしてもらったこともありました。
その後風力発電キットを直接ポータブル電源に接続することができないことが分かり、風力チャージコントローラーを風力ソーラーハイブリッドコントローラーと交換し、リン酸鉄リチウムバッテリーに接続することにしました。
何か月か経過してなんとかすべての配線が整い実践的な運用が始まりました。ところが、当地ではほとんど風が吹かず風力発電はほとんど稼働できませんでした。風速2mでブレードが回転するようにマニュアルには書かれていますが、風速7m以上でないと実際には回らないようです。
今月に入ってCPEと接続しているポータブル電源にソーラー発電による充電がなされていないことに気づき、新たにポータブル電源を購入しました。カメラとCPEはともに8W以下なのですが、CPEは交流電源を必要とするためかなりの電力ロスが生じるのが悩みの種となっています。
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