アマゾンの生成AI

我が家には3台のノートパソコンがありました。ところが、そのうちの1台は10年以上も前の製品で速度が極端に遅くなってしまい、通常業務からは引退し週2回程度しか使っていませんでした。そのPCが最近になって急に本体温度が50℃以上にまで上昇するようになり、いよいよ廃棄することを決意しました。

そして、その代替品として今回タブレットを購入することにしました。早速アマゾンでタブレットを探してみると各メーカーが各種のタブレットを販売していました。

ちょっと調べてみると、タブレットのOSには、Windows、アンドロイド、ファイヤーOS、i-OSの4種類があることが分かりました。i-Padは高いので無難で安価なアンドロイドのタブレットを購入することにしました。

アンドロイドのタブレットを探していく過程で、まず価格やスペック、レビューを見て最適な製品を選ぶことになります。そして、価格が1.2万円ほどの低価格ながら評価もそれなりに高い中華製品を選び注文しました。

タブレットを注文した後で、ガラス製の保護フィルムが必要ではないかと思いました。実は、スマホを購入したとき後でガラス製の保護フィルムを買って自分で貼り付けたことがあったからです。2日後にタブレットが手元に届きました。早速タブレットを確認すると、親切なことに最初から2枚の保護フィルムが貼り付けてありました。おかげで千円近く払って保護フィルムを別に買う必要もありませんでした。

タブレットを入手後は、設定から始めて少しずつ製品の手応えを確かめていきました。スマホによっては不要なアプリがたくさんインストールされているものもありますが、このタブレットには10個ほどの必要最小限のものしかインストールされていませんでした。とりあえずセキュリティソフトとしてAvastをインストールしました。

このタブレットは、1280×800で画質はまあまあでした。まずYouTubeを観るとほとんど問題なく観ることができました。スマホと違って画面サイズが大きいので格段に観やすくなりました。次に、TVerをインストールしてテレビ番組を視聴しようとすると度々画面が固まってしまい、何度もストップと開始ボタンをクリックしなければ観ることができず、落ち着いて観ることができませんでした。

ABEMAをインストールして視聴しようとすると、『再生できませんでした』と表示され最初から繰り返し再生開始になるものの、エンドレスでこの状態が続きまともに動画を観ることができませんでした。

そこで、アマゾンに相談することにしました。そして状況を説明するためにチャットを利用することになりました。ところが、このチャットは最近世界中で話題となっているChatGPTと同じ仕組みです。生成AIが消費者との応対をしてくれるものなのです。

とりあえずアマゾンでは個別の製品の性能についてはお応えできないので直接メーカーと相談してくれ、とのことでその手続きについて教えてもらいました。そして、メーカーとの仲介者として登場したのも生成AIです。

その返事が翌日か翌々日に届きました。このタブレットメーカーは、「消費者ファースト」の方針のようで、とても信頼できる会社だと思いました。

最初に、製品のIDとSN番号を聞かれたので教えると、2回目の返事で『ネットワークの遅延によるものだと考えられるので当社としてはどうしようもない』という返事でした。ただし、軽微な不都合で継続使用する場合は900円の返金、あるいは、重大な不都合の場合は返品の対応をするということでした。

ネットワークの遅延が原因だと言われたので、タブレット速度テストのアプリをインストールして測定したところ、下りが30Mbps程度の速度が出ていました。また念のためアンドロイドスマホにTVerをインストールしてテレビ番組を視聴してみたところ、まったく問題なく観ることができました。

以上の結果をお知らせすると同時に、今回タブレットを購入した主目的はTVerなどを利用するのではないので、継続使用で900円の返金を希望するという返事をしておいたところ、その後お詫びの言葉とともに返金処理済という連絡がありました。

また、その後アマゾンから900円の返金処理をした旨のメールが届きました。

P.S. 今日スマホを観ていたらアマゾンでタブレット台を販売していることが出ていたため、早速これを注文しておきました。

投稿者プロフィール

sevenstars
10年ほど野菜を栽培して直売所で販売しています。メインはメロンでしたが、七夕豪雨以降ここ3年間メロンが全滅するという事態が続いています。とうもろこし、ロマネスコ、黒大豆などもつくっています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です