小麦の収穫

今年は小麦が極度に不作です。と言うのも、昨秋に小麦の畝間の草に除草剤を散布しその後大雨が降り小麦の根にも影響を与えてしまい、3分の2以上が枯れてしまったのです。そして、生き残ったのが今年の収穫分になります。

ちなみに、昨年は小麦が密度が高く生えてしまい6割ほどが雨や風の影響で倒れてしまい収穫も良くありませんでした。

今年は小麦の出来がさらに極度に悪く、また除草剤の影響を受けているかもしれないため収穫は止めようかとも思いました。しかし、生き残った小麦を捨ておくのももったいない気がしてとりあえず収穫することにしました。

しかし、いつものように麦刈りをして脱穀するには面倒です。おまけに今年はカラスノエンドウが蔓延ってしまっています。カラスノエンドウは玄麦と混ざると分別するのは困難になります。

そこで、今年は穂先だけをハサミで摘み取ることにしました。こうすることで作業も簡略化されカラスノエンドウの種も混じることは無くなり一石二鳥です。

早速正午頃より作業を開始しました。やはりハサミで1つずつ切り取る方が作業は速く進みます。

作業をして感じたことは、今年の麦は粒が小さいということでした。やはり追肥をしておくべきでした。そのためか今年はスズメが襲ってきませんでした。また、例年野ネズミが巣を作るのですがそれもありませんでした。

上の写真が、小麦の穂先を摘み取った後の様子です。約1時間半ほどで片付いただろうと思います。摘み取った穂先をビニール袋を入れると袋が水分で白くなってきました。

そして、夕方草刈り機を持って田んぼに行き小麦エリアの草ともども刈り倒しました。わずか20分ほどで片付きました。

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sevenstars
10年ほど野菜を栽培して直売所で販売しています。メインはメロンでしたが、七夕豪雨以降ここ3年間メロンが全滅するという事態が続いています。とうもろこし、ロマネスコ、黒大豆などもつくっています。

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