小麦の刈り入れ

今年は小麦が最悪です。昨年の小麦も良くありませんでしたが、今年はそれ以上に論外の状態です。

実は、昨秋に小麦が大きくなり過ぎたのが影響しています。無料でもらった有機肥料を大量に投入し、しかも播種の時期が早かったため例年よりも異常に大きく生長し過ぎてしまったのです。昨年の12/10の時点ですでに例年だと3月中旬の丈にまで達していたのです。

したがって、厳しい寒さの冬を乗り切るのが難しくほとんどが外葉が枯れるような状態にまでなりました。なんとか春になって新葉が出てきたもののあまり丈は伸びませんでした。例年だとスズメが来て小麦の実を食い荒らすのですが、今年はスズメも来ませんでした。また、アブラムシが付くのでテントウムシもやって来るのですが今年はまったく姿を見ることがありませんでした。

上の写真のように、小麦の実がこげ茶色に変色したりと外見からも『これはダメだな』と思うような状態です。そこでとりあえずとても収穫できそうにない穂先のものは午前中に鎌でちぎっておくことにしました。

収穫は日曜日を予定していましたが、思い切って今日収穫することにしました。午前中に1時間半ほど、午後も1時間半ほどの刈り入れ作業で片付いてしまいました。わずか3条しか植えていませんが、今年はすべての点で異常です。

昨年は風雨で倒れないようにひもを張ったりしたので昨年も異常な年でしたが、今年はそれ以上です。例年より1週間以上も前に収穫したことになります。大束がわずか5つでした。

明日にでも脱穀をしておこうかと思っています。

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sevenstars
10年ほど野菜を栽培して直売所で販売しています。メインはメロンでしたが、七夕豪雨以降ここ3年間メロンが全滅するという事態が続いています。とうもろこし、ロマネスコ、黒大豆などもつくっています。

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