ヒヨドリの春キャベツ襲撃

午後2時頃に第三農園に春キャベツを収穫しに行きました。田んぼに着くと、1列目の防虫ネットのトンネルの中で1羽のヒヨドリが逃げ出そうともがいているのを発見しました。すぐに車から降りてトンネルまで急行し、ヒヨドリを殴って殺そうとしました。しかし、生憎トンネルの端がきちんと閉まっていなかったため、するりと抜けて飛んで逃げられてしまいました。

それにしてもこの田んぼで春キャベツを栽培するようになってヒヨドリが襲って来たのは初めてのことです。見ると1列目のトンネルの中の南端部分に植えていた5~6株の春キャベツがヒヨドリの被害に遭っていました。

仕方なく今日収穫する春キャベツを探していると、なんと2列目のトンネルの中にも1羽のヒヨドリが潜り込んでいたのです。『今度こそは!』と思い気合を入れてトンネルに近づき、包丁のみねの部分でネットのうえから叩きました。するとヒヨドリが地面に落ちました。念のため息の根が止まっていることを確認しトンネルから取り出しました。

なお、どうしてヒヨドリが2列目のトンネルの中に侵入できたのか考えてみました。トンネルの両側にはぺんぺん草が生えていて、それが伸びてトンネルの裾のネットを持ち上げたためその隙間から侵入したものだと思いました。そこで、とりあえずトンネルの両側に伸びていたぺんぺん草を引き抜いておきました。

それから明日の出荷に備えて春キャベツを12個収穫しました。

さて、一度ヒヨドリが襲来するようになるとまたやって来ることが予想されます。そこで、第二農園で使用していた釣り竿を取りに行って来て、釣り竿の先に糸でヒヨドリを吊るし、釣り竿を田んぼの中央部分に立てました。これはいわゆる「吊り下げヒヨドリ」です。ヒヨドリがこれを見て怖がって来なくなれば良いのですが・・。

明日はまた雨が降るという天気予報になっていましたので、この後ホムセンに黒マルチを買いに行って、第二農園のとうもろこしの畝にやり残しになっていた黒マルチ敷きの作業をやっておきました。

投稿者プロフィール

sevenstars
10年ほど野菜を栽培して直売所で販売しています。メインはメロンでしたが、七夕豪雨以降ここ3年間メロンが全滅するという事態が続いています。とうもろこし、ロマネスコ、黒大豆などもつくっています。

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