小麦の倒伏防止対策

小麦の畝の周りに生えている草を鎌で刈り取る作業は昨日もやりましたが、ちょっと急に心配なことが出てきました。と言うのは、今年は異常に小麦の分けつが進みまだ出穂していないものの、今節間伸長していて丈が50cmほどですでに垂れ下がっているものがたくさんある点です。

3月初めは例年通りの状態だったのですが、ここに来て急に繁茂状態となってしまったのです。どうやら無料でもらった有機肥料が効いたようです。このままの状態で放置していたら大変なことになりそうです。

昨年は、収穫前に2度ほど雨が降りその後風が吹き小麦が倒れてしまうことがありました。小麦が一度倒れてしまうと、それ以降生育条件が極端に悪くなり収穫できなくなるのです。倒れた箇所では藁が腐ったりしていることもあり、昨年は3分の1以上が収穫できませんでした。

そこで、今年は小麦の倒伏防止の対策をしておくことにしました。午前9時過ぎに第一農園に行き、まず周りの残っていた草を草刈り機で刈り取る作業から開始しました。次に、小麦の中にいくつか残っていたぺんぺん草を引き抜いていきました。

例年小麦の畝にはカラスノエンドウが生えていて、小麦を収穫する際にカラスノエンドウの黒い種が玄麦に混じってしまい困っていました。ところが、今年はカラスノエンドウの姿は今のところ皆無です。

それから小麦が繁茂状態で垂れ下がっている箇所の小麦を鎌で切り取る作業をしました。要するに、これは間引きと同じです。

午後は刈り取った麦やら草を畝の谷間から鍬で取り出しました。そして、杭を畝の谷間などに立てていきました。最後に防獣ネットを杭に固定していき終わりです。ところが、今日は時間が無くなったのと防獣ネットが足らなかったためすべての作業を完了することはできませんでした。

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sevenstars
10年ほど野菜を栽培して直売所で販売しています。メインはメロンでしたが、七夕豪雨以降ここ3年間メロンが全滅するという事態が続いています。とうもろこし、ロマネスコ、黒大豆などもつくっています。

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